主な症状

感染後すぐ~3週間以内
排尿時の痛みや異常な分泌物が出ます。無症状の場合も多いため、気づかずに他人に感染させることがあります。

男性の症状

軽い尿道炎や少量の分泌物が見られます。

女性の症状

おりものの増加、不正出血、下腹部の不快感などがあります。

未治療のリスク

放置すると、女性は不妊症や子宮外妊娠のリスクが高まります。

喉への感染

喉に感染すると、症状がないことが多いですが、喉の痛みや腫れが出ることもあります。


主な症状

  • 初期(感染後2週間~3か月)
    しこりや潰瘍ができる:感染した部分に痛みのない固いしこりや潰瘍が現れます。これらは自然に消えることがありますが、病気は体内で進行します。
  • 進行期
    ・全身に発疹が出る:バラの花びらのような発疹が体全体に出ます。
    ・風邪のような症状:発熱、喉の痛み、だるさなどが現れます。
    症状が消えても、治療しないとさらに悪化します。
  • 末期
    ・深刻な合併症:心臓や脳、神経に重大な影響を及ぼし、生命に関わる危険性があります。

妊娠中の影響

妊婦が感染すると、赤ちゃんに影響を与え、流産や先天性梅毒のリスクが高まります。


主な症状

  • 初期(感染後2週間~3か月)
    ・風邪に似た症状:発熱、リンパ節の腫れ、筋肉痛などが現れます。多くの人は症状に気づかないか、軽く見てしまいます。
  • 無症状期間
    ・長い潜伏期:この間もウイルスは体内で増え続け、免疫力を徐々に低下させます。
  • エイズ(AIDS)の発症
    ・免疫力の低下:体の防御力が落ち、さまざまな感染症やがんにかかりやすくなります。

妊娠中の影響

母子感染のリスクがありますが、適切な治療により赤ちゃんへの感染を防ぐことが可能です。


主な症状

感染後すぐ~3週間以内
・排尿時の痛み:おしっこをするときに痛みを感じます。
・膿(うみ)が出る:尿道や性器から膿のような分泌物が出ます。

男性の症状

黄色や緑色の分泌物が出ることがあります。

女性の症状

症状が軽く、気づかないことも多いです。異常なおりものや下腹部の痛みが現れることがあります。

未治療のリスク

特に女性は、治療しないと不妊症になる可能性があります

喉への感染

オーラルセックスにより喉に感染すると、喉の痛みや腫れが起こります。


主な症状

  • 女性の場合
    ・強いかゆみ:性器周辺に強いかゆみがあります。
    ・おりものの変化:白くてヨーグルト状のおりものが増えます。
  • 男性の場合
    ・かゆみや赤み:亀頭や包皮にかゆみや赤みが出ることがあります。

原因

抗生物質の使用、ストレス、ホルモンバランスの乱れなどで、体内のカンジダ菌が増えすぎることが原因です。

再発しやすい

一度感染すると、生活習慣を見直さない限り再発することがあります。

性行為以外でも発症

性感染症とされていますが、性行為以外の原因でも発症します。


主な症状

  • 女性の場合
    ・かゆみやおりものの異常:強いかゆみと、黄緑色で泡状のおりものが出ます。
  • 男性の場合
    ・多くは無症状ですが、軽い尿道炎を起こすことがあります。

未治療のリスク

放置すると、炎症が広がり、女性では不妊症の原因になることがあります。

治療方法

抗生物質で治療します。パートナーも一緒に治療を受けることが重要です。

注意事項

  • 早期発見と治療の重要性/性感染症は早期に発見し適切な治療を行うことで、合併症や他者への感染を防ぐことができます。
  • 検査のプライバシー/自宅で簡単に検査できるキットを利用することで、プライバシーを守りながら健康管理が可能です。
  • 医療機関への相談/検査結果に関わらず、症状が続く場合や不安がある場合は、専門の医療機関に相談してください。